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翻刻
【柱】古今巻十六 〇五十
侍らんかれにきかせじとかくしつれは披露ばせぬに
こそあれ此あかつき別当坊へ別当/宣(せん)をつけられ
たり其請文是に有とてさし出したりければさるにて
は左右におよはずとてとをしやりてげり此次第院聞
しめして誠に感じ覚しめしけり扨かのおとこはめし
とはせければ何しにかはかくし侍らん切候にきと申ける
を佐実も当時(たうじ)こもりゐねば真実(しんじつ)のやうきこし
めさまほしく思召て又盛重に佐実がもとゞり
切きらずたしかに見てきなんやと仰下されければ
勅定又のがれがたくて領(れう)状申て出さまに北面に