← 前のページ
ページ 1059 / 1317
次のページ →
翻刻
【柱】古今巻十六 〇五十二
て赤(あか)かりけるをおこづきてかくかきてげり殿いまだわかき
御ほどなれば敦正が参たりけるに此次第をかたらせ給ふ
に大にいかりて弓矢とる身にて候はゝ仲正かやうになき
目をも見せつべく侍れ共其事身に似ぬわざ也此下
句をこそ付侍らめとて
無(ナシ)_レ鳥(トリ)々々(〳〵)佐実(サジツ)園(エン)之(ノ)冬(フユ)雪(ユキ)白(シロシ)とぞ申たりける
殿いみじくかんじ給けり世の人其比の物がたりにてぞ
有けるもとゞり切られてそれにもこりず猶利口し
ありきける程にまた付られにけりとなん
【576】後嵯峨院(ごさがの)院の御時亀山殿御所の比/高倉(たかくら)宰相/茂通(しけみち)