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翻刻
【柱】古今巻十七 〇十九
につえ又弓矢など用意すべきよし仰つあす四方を能
かためてついちのうへ屋の上に人を立又天井のうへに人
を入てみな狩(かり)出して出ん所を打ころし射ころさんと
さだめてげり去程に其あかつきがたに大納言の夢に
見給ふやう年たけしらがしろき大/童子(わらは)のとくさのかり
衣きたる一人西向のつぼの柑子(かうじ)のもとにかしこまりて居た
り大納言あれは何ものぞととひければおそれ〳〵申ける
は是は年比此殿の御(み)内に候もの也われ二代迄相つぎ
候ほどに子共孫まであまたいできて候をのずから狼
藉(ぜき)をふるまひ候事など心のをよび候ほどは制(せい)し