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翻刻
【柱】古今巻十七 〇二十一
毛むく〳〵とおひたるほそきかいなをさし入て助/康(やす)がか
ほをなでくだしけりそのをりきと居なをればひき入
けり其後あかり障子のかたにむかひてかたまりねて
待程に又さきのごとく手を入てなでける手をむずと
取てげりとられて引かへしけれ共もとよりすくやか成物
なればつよく取てはなさずしばし取からかひける程に
あかり障子引はなちてひろびさしへ出ぬ障子を中に
へだてゝうへにのり居にけり軒(のき)とひとしう見へつれと
障子の下に成てむげにちいさし手も又ほそく成
にければいとゞかつにのりてへしふせてをるにほそ声(こへ)を