Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 112

ページ: 112

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けり信禅(しんせん)かへり参てそのよし申されてくだんの柑子(かうし)を 奉ければすなはちぶくせしめ給ひて御悩(ごのふ)へいゆし給て げり大/峯(みね)に入られける日斎持(ひさいぢ)の粮米(らうまい)白米七升也其他 四升は日来(ひごろ)うせにけりのこる所三升也/笙(しやう)の岩屋にて 疲(ひ)極の山ぶしをもてなし大りやくのこる物なかりけり其 比の事にやかの岩屋にて    草(くさ)の庵(いほ)なに露けしとおもひけん     もらぬ岩やも袖はぬれけり 又/箕面山(みのをさん)に三ヶ月こもられける時夢に龍宮(し?うぐう)にいた りて如意宝珠(によいほうじゆ)をえたり其間の奇異(きい)おほけれども    【柱】古今巻二        〇二十三