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翻刻
【柱】古今巻十七 〇二十四
刀にて酒/買(かへ)かしわれものみそこにものんどうるへ給へと
いへばわれにもあらず買つさて二人のみてぐして行程
に比叡山(ひゑいさん)の辺に来ぬ去程に又もしらぬ山ぶし三人
あひたり此山伏を見て此法師/恐(をそれ)をのゝきるけしきにて
しゝかゞまりてすゝまず三人の山伏の中に主領とおぼ
しきが云やうわ法師ぞせんなき事するなどいひて
にらみてたてり此法師弥々恐入たりいかなるやうにと
見る程にかくいひたる計にて三人ながら過ぬ其時この
人々はたそ又かく物いひつる人の名をば何といふぞと
とへばあれをばたてるやと申也とこたへて又ぐして