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けり告【「告」は書陵部本「先」】家の賞をおこなはれのち御/作文(さくふん)管げん
など有けり又/盃酌(はいしやく)の興もありけり内大臣御盃
を奉らる中納言/俊賢(としかた)卿御/銚子(てうし)を取左府/天盃(てんはい)を
給はりてれいのごとくかはらけをうつしてのみて南(なん)
階(かい)をおりて拝舞(はいぶ)有けり池辺(ちへん)のさくらのえだを
折て西階(にしのはし)をのぼりて袖をひるがへして警(けい)𨆅(たく)【足偏に睪。警柝ヵ。「警𨆅」は書陵部本「警蹕」】をか
まへて主上に奉けり其後人々のかざしも有けり
【615】万寿(まんじゆ)二年正月三日関白いげ大后へまいり給て盃(はい)
酌(しやく)の事有けり人々/酔(えい)て後相引て皇太后宮へ
参られたりけるに又酒をすゝめられけり関白より
【上欄書入れ】2
【柱】古今巻十八 〇二