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臣右大将にて侍りけるが天気をまつにこそと奏
せられたりければ主上わたらせ給ひてすゝめさせ
おはしましければ家成つかうまつりけり群(くん)臣興に
入て目をすましけるとぞ
【627】中の院の右大臣鳥羽殿へ参られたりけるにさけをなん
すゝめられけるに御前にさかなもの有けり右府の
まへにもませくだ物すへられたり其間に院御
笛にて胡飲酒(こいんしゆ)をふかせおはしましたりけるに右
府/柑子(かうじ)を箸(はし)にさして祓(はらへ)【「祓」は書陵部本「撥ヵ柭(桴)ヵ」】にしてひさうの手を
つくしてまはれたりけるいと興有てぞ侍ける
【上欄書入れ】7
【柱】古今巻十八 〇七