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牛などまいらせられけるとぞ
【633】暁行(けうぎやう)法印人の許へまかりたりけるに瓜(うり)を取出
たりけるがわろく成て水くみたりければよめる
山しろのほそぢと人やおもふらん
水くみたるはひさこなりけり
人々あつまりて瓜(うり)をくいける所にて或人万法は
みな空(くう)なりと言法問を出したりけるを聞て
寂蓮(じやくれん)法師よみ侍ける
なにもみなくうになるべき物ならば
いさこのうりにかも【「かも」は書陵部本「かはも」】のこさじ
【上欄書入れ】11
【柱】古今巻十八 〇十