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翻刻
【柱】古今巻十九 〇三
おほせらるゝほどに秉/燭(しよく)に及て奉りけばそれも
所衆ぞかきたりけるかすさしの円座はなし風流左
におとりたりけりしろかねの鶴にきくをくはえさせて
歌を書たる事左におなじ右大臣奏し申されける
は右花其/粧(ソウ)劣(ヲトレハ)也/加之(シカノミナラズ)数度雖_レ ̄トモ召 ̄ト良【やや】久/不(ス)_レ献(ケンゼ)然則(シカルトキハ)
第一花可_レ為_レ左勝_一仰 ̄ニ云事/理(コトハリ)也仍 ̄テ左かずをます其時
大臣座を立て負方(まけかた)の公卿に罰酒(ばつしゆ)をこなはれけ
り勝負あるごとにかくなんをこなはるべきに左第二
花をたてまつる其花あざやかなれどかたぶきふし
たりければ仰によりて負(まけ)に成にけり仍左/数(かず)をぬく