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翻刻
【柱】古今巻十九 〇九
二条中納言俊家中宮の大夫経輔左宰相中将能長三位の
中将俊房三位の少将忠家など参り給ひけり左右の方
人夕へにおよんでまいりけりまづ御殿にあぶらを供
ず其後左右の文台をたつ高サ四尺なりけり南の
ひさしの座の東の間に東/面(をもて)の妻(つま)にかきたつ洲浜(すはま)
をつくりてしろかねの松をうへたり又おなじき鶴亀を
すへたり沈香(ぢんかう)をもて岩石を作りたてたり其あいだ
に銀のやり水をながして其前に机(つくへ)を立てそのうへに
書(ふみ)一巻ををく像眼(ぞうかん)をもて紙して色紙形(しきしがた)摸(よこ)して
をの〳〵和歌五首をかくしろかねをのべて表紙と