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言基忠卿を左右の頭(かしら)とすをの〳〵宰相中将宗通卿
を左右の頭とす此外公卿二人殿上十余人相わかれけり
南でんの寝(ねま)のたつど【「たつど」は書陵部本「巽」】のすみの南面の女院の御方なり
かしこにての興ありまづ大殿くわんばく殿左大将あ
ひわかつて左の方に候(こう)じ給ひけり大臣中宮太夫民部卿
右の方にさふらふこれらは仰によりて当座にわかれける也
方人左ゑもんのかみ《割書:公実》藤中納言《割書:基忠》江の中納言《割書:匡房》
右さへもんのかみ《割書:俊実》治部協《割書:通俊》宰相中将《割書:宗通》みな直衣(なをし)
大殿は烏帽子(えぼうし)直衣(なをし)也まづ右方の人々参りて灯台(とうたい)
をたつかねての仰によりて風流(ふうりう)并にかすさしの
【欄書入れ】15
【柱】古今巻十九 〇十三