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翻刻
【柱】古今巻十九 〇十四
しみていと興有事也けりこんや仰によりて左大臣
和歌をはんじ給ふ右方勝にけり人々退出す右方
猶御前に候じて和歌を詠じけるとぞ中右記(ちうゆうき)
に見へたり
【659】長治二年後二月廿日あまりの比内の女房殿上人
せう〳〵花を見侍りけるに廿三日に一/枝(えた)ををりて奉べき
よし天気有けれ共日くれて奉らざりけり其うらみ
有とて次の日左右をわかちて花を合られけり左方
の人々桜の枝を折てゑもん陣の後にうつしたてゝ五枝
をえらびてもて参けり備後介(びんごのすけ)有賢(ありかた)朝臣拍子取て