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翻刻
【柱】古今巻十九 〇十七
【665】泰覚(たいかく)法印五月五日人の許へ菖蒲をつかはすとて
よみ侍りける
わりなくそあやめのふちを心ざす
ちまき馬をや引いたすとて
【666】後堀河院の御時嘉禄二年九月十一日/例幣(れいへい)に頭(たうの)中
将/宣経(のふつね)朝臣以下/職事(しきじ)どもまいりて出御まつ程
人々鬼の間(ま)によりあつまり居て何となき物語し
けるに大/盤(はん)所には内侍どもさらぬ女房立も候けり
わた殿には貫首(くわんしゆ)にしたがひたる蔵人共ならびゐて
うちもともなくさま〳〵の物語いひかはすに少将内