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翻刻
【柱】古今巻十九 〇十八
ける古今歌に
おなし枝をわきて木の葉の色つくは
にしこそ秋のはしめなりけれ
と侍るをおもはへていへりけるなるべし
【667】二品《割書:時賢経》の綾小路(あやのこうぢ)壬生(みぶ)の家に鞠(まり)のかゝりに柳(やなぎ)三本
有けり其内戊亥のすみの木に烏すをくひ侍けるを
いかゞおもひけん其からす其すをはこびてむかひの
桃(もゝ)の木につくりてげり人々あやしみあへりけるほどに
一両日を経(へ)て関白殿より楊をめされたりけり二品其
とき他所にいられたりける程成ければ御つかひに