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翻刻
【柱】古今巻二十 〇十一
公卿侍従/僧徒(そうと)上下の北面の輩(ともから)つねに祗候(しこう)のものども
左右をわかたれ左の方頭の内蔵の頭(かみ)親信朝臣右の方頭の右近
中将/定能(さたよし)朝臣也前夜/寝殿(しんでん)の巽(たつみ)にあたりて地台一
面ををく五節/遠物(とをもの)の台(だい)のごとし款冬(くわんどう)をむすべてうへ
たり其上に銀の賢木(さかき)をうへて葉枝(はえた)に用_レ之銀/台(だい)
をすへたりたかさ八尺計也色どりて藤の花をむすびて
かけたり葉柯の南に玉の鶏籠(とりこ)をおく其北に銀の鶏(とり)
を入てをくかり屋の東の砌(みぎり)に第一の間にあたりてかざし
の花の台(だい)をたてゝ勝負の算とす其北に錦(にしき)の円座(えんざ)
をしきて太鼓(たいこ)鉦鼓(せうご)をたつかり屋の艮(うしとら)に盧橘樹(ろきつのじゆ)を