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つくりてうへたり同北の妻には薔薇(さうび)をつくりてうへたり
牡丹(ぼたん)款冬(やまふき)などをつくりてうへたり左の方の令人(れいじん)御前に
参集(さんしう)す右の方の令人は蓮華王院に集会(しうくわひ)しけりをの
〳〵皆参の後/列参(れつさん)して西南の門より入て殿上に
参着しけりたゞし公卿の外はつかず右の方頭の中将/定(さた)
能(よし)朝臣事/具(ぐ)するよしを奏すすなはち法皇出
御ありて人をめす権の中弁/経房(つねふさ)朝臣おほせを承て
はやくはじむへきよしをおほす其後/卿相(けいしやう)以下にしの
中門の外にくだり立けり先左の方令人/着座(ちやくざ)次に右の方
令人西の中門を入て参進のあひだまいり音声(をんせい)あり
【上欄書入れ】16
【柱】古今巻二十 〇十二