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にしきの地舗(ちしき)【鋪】を庭上に敷て舞台(ふたひ)に擬(ぎ)す妓女(きによ)二人
甘洲(かんしう)をまふ負方妓女/舞奏(ぶそう)する事いはれなき事
なれども用意のこと懃仕(ごんじ)すべきよし仰下さるゝ間奏
しける也源中納言/鞨鼓(かつこ)をうちてたかく唱歌(しやうが)有けり
此間/盃(はい)をすゝむ右の方人座を立て退去(たいきよ)して中門の廊(らう)の
辺に徘徊(はいくわい)しけり次に左右/歌女(うため)唱歌舞妓なを興(けう)
遊(ゆう)にたえず公卿以下庭上にて乱舞(らんぶ)有けり一日の放(はう)
宴(えん)たりといへどもさだめて備(そなふ)_二万代之美談_一 ̄ニ昏黒事
をはつてをの〳〵退出此事中御門左大臣殿の御たづね
によりてぶぎやうにん経房(つねふさ)朝臣かきてたてま
【上欄書入れ】18
【柱】古今巻二十 〇十四