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翻刻
【柱】古今巻二十 〇二十七
はまぐりを此やうに夢に見てはなちたりけるとかや
にしはまぐりはまさしくいきたるをくい侍ればかく
夢にも見ゆるにこそむざんの事也
【710】寬喜(くわんき)三年夏の比/高陽院殿(かやゐんどの)の南の大路に堀有
蝦(かへる)数千あつまりて方ぎりてくひあひけりひとつがい
〳〵くひあひて或はくひころし或はかたいきしてはら
じろに成て有けり又も〳〵多くあつまる事かぎり
なしある者心みにくちなはを一もとめてその中へ
なげ入たりけるにすこしもおそるゝ事なしくちなは
も又のまん共せずにげさりにけり京中の者市