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いとなまめきたる女のちいさやかなるまくらにきて
さめ〴〵となきゐたりあやしくて何人のかくはなくそ
と問ければきのふあかぬまにてさせるあやまりも侍ら
ぬにとしごろのおとこをころし給へるかなしびにたへ
ずして参りてうれへ申也此思ひによりてわが身も
ながらへ侍まじき也とて一首の歌をとなへてなく
〳〵さりにけり
日くるればさそひし物をあかぬまの
まこもかくれのひとりねそうき
あはれにふしぎに思ふほどに中一日ありて後えがら
【上欄書入れ】34
【柱】古今巻二十 〇三十