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翻刻
【柱】古今巻二十 〇三十
を見ればえぶくろにをしの妻(め)とりのはらをおのが
はしにてつきつらぬきて死にて有けりこれをみて
かの馬の允やがてもとゞりを切て出家してげりこの所は
前の刑部太輔/仲能(なかよし)朝臣が領(れう)になん侍也
【714】天福の比殿上人のもとにもろこしの鴨(かも)をあまた
かはれける中にみめはよけれ共/片(かた)目つぶれて有
けりその鴨行がたをしらずうせたりければいか成
ものゝぬすみたるやらんともとめられけれども
見へず四五日計有て此鴨出来にけりそのはね
にふだを付たりけるをあやしくて取て見れば