Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 1294

ページ: 1294

翻刻

   【柱】古今巻二十       〇三十二 ばもろともに地におちにけりそれよりながく 猿を射(い)る事をはとゞめてげり 【718】摂津の国/岐志庄(きしのせう)に一丈あまりばかりなる蛇(じや)の耳(みゝ)おひ たる時々/出現(しゆつげん)して人をなやましけり見あふもの必 やみければ此/蛇(じや)出たると聞ては村人/門戸(もんこ)をとぢ てにげかくれける程に同住人左近の将監なにがしとかや いふなるおのこくまたかを養(かひ)けりある日此蛇いで たりけるにれいのことなれば里人かくれまよひける に蛇くまたかに目をかけてはい行(ゆく)くまたかもまた 身をほそめ毛をひきて蛇に目をかけてありける