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翻刻
【柱】古今巻二十 〇三十七
此なかにもれにげれば片手ばおれたれ共命はいまだ
のがれけりこれかしこきためしにいひつたへたる唐(もろこし)
の事なれ共いさゝかこれをしるせり
【723】楚襄王(そのじやうわう)晋国(しんのくに)をうたんとす孫叔教(そんしゆくけう)【孫叔敖】これをいさめ申て
いはくそのゝ楡(にれ)の木のうへに蝉(せみ)の露をのまんとする
有うしろに蟷螂(とうらう)のをかさんとするをしらず蟷螂また
蝉をのみまもりてうしろに黄雀(くはうじやく)のをかさんとするを
しらず黄雀又蟷螂をのみまもりてにれの木の許に
弓を引く童子のをかさんとするをしらず童子また
黄雀をのみまもりて前に深谷(じんこく)うしろに堀株(ほりくひ)のある