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翻刻
【柱】古今巻二 〇三十二
立かくれゐたりけるに法文/宗義(しうき)を談(だん)じけるに解脱房
忍(しのび)ておはするといひけれはすなはち此義をとひたり
ければ返事に
いにしへはふみ見しかどもしらゆきの
ふかき道にはあともおほえす
かくよみてこたえたりけりかまくらの右大将上らくの時
天わうじへ参れたりける其時は鳥羽宮別当(とはのみやべつたう)にてなん
おはしける御/対面(たいめん)有けるに幕下(ばくか)申されけるはよりとも
が一/期(ご)にふしぎ一度候き善光寺のほとけ礼し奉る事
二度なりその内はしめは定印(でういん)にておはしましき次(つき)の