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翻刻
【柱】古今巻二 〇三十八
を摂取(せつしゆ)せしめ給へとて双眼(さうがん)よりなみだをながして
又高声に云/此是大悲清浄智(シゼタイヒシヤウシヤウチ)利養母間慈氏尊(リヤウモゲンジシソン)
灌頂地中(クハンデウチチウ)仏長子/随順思惟入仏境(ズイジユンシユイニウフツキヤウ)と誦して南無/弥(み)
勒(ろく)ぼさつと両三返となへて手をあげて信仰の念仏
をすゝめらる弟子三人は宝号(ほうかう)をとなふ不動尊(ふどうそん)左/脇(わき)
にぜ【げヵ】んじ給ひけるゆへに一人をして慈救呪(じくのじゆ)を誦せし
めけり又五字/文珠呪(もんしゆじゆ)を誦せしむかくのことく諸僧
宝号(ほうがう)をとなへ神(しん)呪(じゆ)【咒】を誦する間に現供養(けんぐやう)の作(さ)
法をもつて行法ありけり行法おはりてとなへ
ていはく