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翻刻
【柱】古今巻三 〇四
いそぎ御前へ参りて御釼璽(きよけんしるし)の箱は候やらんとたづね
まいらせければみづからもちたるぞと勅答(ちよくたう)ありけり其
外の宝物どもをも一々にたづねまいらせて分明の勅答を
承けり事急(こときう)になりて腰輿(ようよ)すでに南/殿(でん)によせられ
たるほとになりにける中に心/早(はや)く一々に分明に申ける
いみじかりける事也
徳大寺ノ左府中ノ院右府を越(こへ)て右大将に成給ふにけり
保延五年十二月十六日/実能(さねよし)任(にんじ)_二右大将_一 ̄ニ同年十一月
二日内大臣/辞(じし)_二左大将_一 ̄ヲ十二月七日/雅定(まささだ)任【訓点二】左大将_一宇
治ノ左府内大臣左大将にておはしけるが中ノ院右府の