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翻刻
【柱】古今巻四 〇五
白河院御時高麗国より医師を申たりけるにつか
はすへきよし沙汰有けるに殿下御夢想の事有てつかは
すまじきになりにけり返條に匡房(まさふさ)卿かきけるに双魚
難_レ達(タツシ)_二鳳池之波【「波」の右に「月(ツキニ)イ」、左ルビ「ナミニ」。訓点一】扁鵲(ヘンジヤク)豈(アニ)【「豈」の左に訓点「ヤ」】_レ入_二 ̄ン鶴林(クハクリンノ)之雲_一 ̄ニこの句ことなる秀
句にてよの人のほめのゝしりけり
江中納言匡房/承(堀川)徳二年/都督(トトク)【「都督」の右に「太宰大弐康名」。「康名」は「唐名」ヵ】に任してくだりけるに
同/康和(こうわ)三年に都督(ととく)夢惣の事ありて安楽寺の御祭
をはじめて八月廿一日/翠花(すいくは)を浄妙寺にめぐらす此寺は
天神の御事をとゞめし地也/治安(ぢあん)の都督/惟憲(これのり)卿彼ノ跡
をかなしひて一/伽藍(がらん)を其所に修復(しゆふく)して法花三昧を修