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翻刻
【柱】古今巻四 〇八
命(めい)じて心にまかで遊/戯(げ)しける今そかやうの事も
絶え侍ぬうる口をしきかな
永久三年七月五日式部ノ太輔/在良(ありよし)朝臣/御侍読(ごしどく)にて始て
御前へ参りたりけるに先朗詠をしける幸 ̄ニ逢(アフテ)_二 舜無為(シユンブヰノ)
化徳(クハトク)_一 是(コレ)非_二 老(ヲイ)之/幸(サイワイニ)_一哉/大公望(タイコウバウ)遇(アヘル)_二周文(シウフン)_一等の句也次古事をかたり
申けり聞もの感せずといふ事なし次に管絃ありけり
主上御笛をふかせ給ふ更闌(かうたけ)て在良(ありよし)朝臣罷出けるに
蔵人/朝隆(あさたか)指燭(しそく)さしておくりけりゆゝしくそ侍ける
勧学院の学生共あつまりて酒宴しけるにおの〳〵
議しける年齢座次(ねんれいざなみ)をもいはず才の次第に座には