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ずらんと待程に極楽の尊を念ずる事一夜とうち
いだしたりけるたぐひなくめでたかりけり此句かき
たる齋名(ときな)やがて御供にさふらひけり我句をしもさば
かりの人の朗詠にせられたりけるいかばかりこゝろの中
のすゞしかりけん
此句は勧学会(くはんかくゑ)の時/摂念山林(せつねんさんりん)を賦(ふ)する序なり
念_二 ̄シテ極楽之尊_一 ̄ヲ一夜山月/世(ヨヽ)円(マドカナリ)
先_二旬(シユン)曲 ̄ノ会(エニ)_一 三/朝洞花(テウトウクハ)欲_レ ̄ス落(ヲチント)
これは三月十五夜の事也九月十三夜に詠ぜられける
いかにとおぼゆ但念仏の義ばかりにとりよれるにや
【柱】古今巻四 〇十八終