← 前のページ
ページ 268 / 1317
次のページ →
翻刻
【柱】古今巻五 〇十二
雪月いとおもしろかりける内の女房の中より
蔵人の兵衛尉/通定(みちさた)をして女御殿の女房の中へ
申おくりける
月はれて雪ふる雲のうへはいかに
通定左衛門ノ陣(ちん)のかたへたづねまいりてこのよしを
申ければはやく返事を申さるべきよしを殿下仰
られければ
たちかへるへき心地こそせね
【160】長寛の比六/角(かく)左衛門ノ督(かみ)家通(いへみち)中将にて侍りけるに
仰られて承香殿の梅をおらせられて中宮の