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御かたへまいらせられて内侍にたまはせけりゆきて
みねとおりてみるよしを申へしと仰られけれは則も
て参てそのよしを申けれは返し
色もかもえならぬ梅の花なれや
家通朝臣かへり参て此よしを奏しければやかて御
かへしつかうまつるべき由おほせられければ
にほひは千代もかはらさらなん
【161】永万元年九月十四日五更におよびて頭亮(とうのすけ)の書札
とてかみやがみ【紙屋紙】にたてふみたる文を頭(とうの)中将/家通(いへみち)
朝臣のもとへもて来りけりひらきて見れは紅の薄
【柱】古今巻五 〇十三