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翻刻
【柱】古今巻五 〇二十二
入たらんおもても優(ゆう)なるべしと思ひていかゞしたり
けん花/園(その)のおとゞに申そめてけりおもひのことくにや
なりけん此歌を参らせたりければおとゞいみじく
哀(あはれ)におぼしにけりさてかい〴〵しく千載集(せんざいしう)に入に
けりふししばの加賀とぞいひける能因(のふいん)がふる舞
に似たりけるにや
【173】中比なまめきたる女房有けり世中たえ〳〵しかり
けるかみめかたちあいぎやうづきたりけるむすめをなん
もたりける十七八計なりければ是をいかにもしてめやす
きさまならせんと思ひけるかなしさのあまりに八幡へ