Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 291

ページ: 291

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むすめともになく〳〵参りて夜もすから御前にて わか身は今はいかにても候なん此むすめを心やすき さまにて見せさせ給へと珠(じゆ)数をすりて打なき〳〵 申けるに此/女(むすめ)参つくより母(はゝ)のひざを枕にしておき もあがらずねたりければ暁(あかつき)がたになりて母申やういか ばかり思ひたちてかなはぬ心にうちより参つるにケ様【かやう】 に夜もすがら神も哀とおぼしめすばかり申給ふべ きに思ふ事なげにねたまへるうたてさよとくどきけれ ば女(むすめ)驚(おとろき)てかなはぬ心地にくるしくといひて   身のうさを中〳〵なにと石清水    【柱】古今巻五        〇二十三