Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 30

ページ: 30

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   古今巻一        十二 ば同十九日/佐国(すけくに)めしかへされけりとなん其比御託宣(そのころごたくせん) たび〳〵有けりかたじけなかりける事也 延久(ゑんきう)二年八月三日かづさの国一のみやの御たくせん に懐妊(くはひにん)【姙】の後(のち)すでに三年におよぶいま明王(めいわう)の国 をおさむる時に望(のそみ)て若(わか)みやをたん生すと仰られ けりこれによりて海浜(かいひん)を見ければ明珠一顆(めいしゆいつくは)あり けりかの御正/体(たい)にたがふ事なかりけりふしきな る事なり 後三条院御時くにのみつき物/廣田(ひろた)の御まへの澳(おき) にておほく入海(しゆかい)の聞(きこ)えありければ宣旨(せんじ)をかのやし