Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 31

ページ: 31

翻刻

ろへ下されてみつき物をまつたうせられぬよし逆鱗(げきりん) ありけるに社(やしろ)のほとりの木一夜にかれにけり主上(しゆしやう)き こしめしおとろかせ給てなだめ申されければ木もと のことくさかえにけり其後/舟(ふね)も入海(じゆかい)せざりけり 大学寮廟(だいかくりやうのびやう)【庿】供(く)には昔(むかし)はゐのしゝかのしゝをもそなへけるを ある人の夢(ゆめ)に尼父(じふ)の宣(のたま)はく本/国(こく)にてはすゝめしかども この朝(てう)にきたりし後(のち)は太神宮/来臨同(らいりんをなしふす)礼(れいを)穢食供(えしよくくう) すべからずとありけるによりて後には供(けう)ぜずなりに けるとなん智足院殿内覧(そくゐんとのないらん)のせんじをとゞめられ させ給たる事ありけりねん比に春日(かすが)大明神に    古今巻一        十三