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とよみてやられたりければ返事はなくて車を
つかはしてむかへとりて又とし比になりけるもや
さしくこそ
【196】徳大寺右大臣うちまかせてはいひ出かたかりける
女房のもとへ師子(しゝ)のかたをつくれりける茶碗(ちやわん)の
枕を奉るとてうすやうのなかへをやりて此歌を書
て思ひかけぬはさまにかへしていれられたりける
わひつゝはなれたに君にとこなれよ
かはさぬよはの枕なりとも
女房此枕たゝにはあらしとてとかくして此歌を求いだ
【柱】古今巻五 〇四十一