Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 33

ページ: 33

翻刻

侍りけん父(ちゝ)の大相国(だいしやうこく)其時/右大臣(うだいしん)にておはしけるがこの 事を聞(きか)れて家(いへ)つぐましきものなりとぞ宣(のたま)ひ気(け)る 保安(ほうあん)三年正月廿三日に大納言(だいなこん)にはなられけれども 四月にむねを煩(わつら)ひて父(ちゝ)のおとゞにさきだちて八日に うせられにけりおとゞの案にたがはざりけり中院右(なかのゐんう) 大臣宰相中将(たいしんさいしやうちうせう)にて侍ける ぞ家(いへ)をばつがれける 基隆朝臣周防国(もとたかあそんすはうのくに)をしりける比/保安(ほうあん)三年十月に かたりけるは彼(かの)国にしまの明神とておはします神主(かんぬし) 牢籠(らうろう)の事有て論(ろん)しけるもの有とて神田(しんでん)をかりとら んとしければ宝前(ほうぜん)より蛇(へび)三百/計(ばかり)出たり其内につの有    【柱】古今巻一        十四