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けり今は院にめしおかれて建長の比より影供(えいく)など
侍にこそ供具は家衡(いへひら)卿のもとにつたはりたりけ
るを家清卿伝とりてうせてのち其子息のもと
に有けるも同院にめしおかれにけり長柄橋(なからのはし)の橋柱
にて作たる文台(ぶんだい)は俊恵(しゆんゑ)法師が本(もと)よりつたはりて
後鳥羽院の御時も御会などに取出されけり一院
御会に彼影の前にて其文台にて和歌/披講(ひこう)
せらるなりいと興有ことなり
【205】養和弐年春賀茂ノ神主/重保(しけやす)又/尚歯会(しやうしくわい)行(きやう)たり
けり七叟成仲宿祢《割書:八十|四》勝命(せうめい)法師《割書:七十|一》俊恵(しゆんえ)法師
【柱】古今巻五 〇五十