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翻刻
山吹の花色衣みてしより
井手の蛙のねをのみそ鳴(なく)
みづからかくいひかけてにげゝる袖をとらへて少
あんじて則返し侍ける
山吹のはな色衣あまたあれは
ゐてのかはつはたれとなくらん
【212】圓位上人昔よりみづからかよみをきて侍(ハンヘル)歌を抄出
して三十六番につがひて御裳濯(みもすその)歌合と名づけて
いろ〳〵の色紙をつぎて慈鎮和尚に清書を申
俊成(としなり)卿に判の詞をかゝせけり又一巻は宮河歌合と
【柱】古今巻五 〇五十三