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ぜられたらましかばいかにいろをもそへてめてたかり申
されまじとあはれに覚へ侍り
【218】松殿僧正/行意(きやうい)赤痢(しやくり)病を大事にして存命/殆(ほとんと)あぶ
なかりけるに少まどろみたる夢に志貴(しぎ)の毘沙門(ひしやもん)へま
いりたりける御(み)帳の戸をおしあけてよにおそろし
けなる鬼神出て僧正をやゝと呼(よび)申ければおそろし
ながら見むきたりければ鬼神一首の和歌を詠じ
かけゝる
長月のとをかあまりのみかの原
川なみ清くすめる月かな
【柱】古今巻五 〇五十九