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翻刻
【柱】古今巻五 〇六十一
【223】法深房(ほうじんばう)そのかみ父の朝臣と不快(ふくわい)の比/譲(ゆつり)得たりける
笛(ふへ)《割書:大|穴》をとりかへされける時うれへなげきてよみ侍ける
思出のふしもなきさにより竹の
うきねたえせぬ世をいとふかな
やがてその比出家をとげてげりうきはうれしき
善知識(ぜんちしき)となりにけり
【224】家隆卿七十七になられける年七月七日九条前
内大臣のもとへつかはしける
おもひきや七十七の七月の
けふの七日にあはんものとは