Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 412

ページ: 412

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意なれ共此度におきてはしかるべからずとしきりに止る を聞ずしゐてしたがひ給けり力及ばてもろともに 下りてつゐに足柄(あしがら)の山迄来にけり彼山にて義光 馬をひかへていはく止め申せ共用給はでこれ迄/伴(ともな)ひ 給へる事其志あさからず去ながら此山にはさだめて 関(せき)もきびしくてたやすくとをす事もあらし義光 は所職(しよしき)を辞(じ)し申て都(みやこ)を出しより命をなき物になし て罷むかへはいかに関きびしくとも憚(はゞか)るましかけ破(やぶり)て 罷通るべしそれには其用なしすみやかに是より帰(かへり) 給へといふを時秋なを承引せず又云事もなし其時    【柱】古今巻六        〇十四