Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 413

ページ: 413

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   【柱】古今巻六        〇十四 義光時秋か思ふ所を悟りてのどかに打寄て馬より おりぬ人を遠くのけて柴(しば)を切はらひて楯(たて)二牧【枚ヵ書陵部本「枝」、近衛文庫本「枚」】を敷 て一牧には我身座し一牧には時秋をすへけりうつぼ より一紙の文書を取出て時秋に見せけり父時元 が自筆に書たる大食調(たいしきてう)入調(しゆてうの)曲ノ譜(ふ)又笙はありやと 時秋に問ければ候とてふところより取出したりける用意 の程先いみじくぞ侍ける其時是迄したひ来れる 心ざし定て此れうにてぞ侍らんとて則入調曲を授(さずけ) てげり義光はかゝる大事によりてたゞには身の安否(あんひ) しりがたし万が一安/穏(をん)ならば都の見参(けんざん)を期(ご)すへし貴殿