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翻刻
【柱】古今巻六 〇十九
を人々あやしう思ける程に御膳宿のかたにて立楽
の時になりて皇帝(くはうてい)を吹出させおはしたりけり
めづらしくいみじかりける事也彼右府のしるし
をかれたるとかや尋ぬべし
【262】季通(すゑみち)のいはれけるは非(ひ)管絃者口/惜(をしき)事堀河院
御時平調にて御遊有しに物の音よくしみて漸(やうやく)暁(あかつき)
に及に五常楽/急(きう)百反に及べは草木も舞なる
ものをあるへしとてあそばされ侍しに五十反ばかり
にて天明ければ時元/排(かゝげ)て見るに庭樹(ていじゆ)のうごくを
みてさて舞めるはと申けるを目出き心はせかなと