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けりやがて其法を習(なら)はせ給てさしたる御望なと
の有けるにはみづから行はせ給けりかならず験あり
けるとぞ妙音院(めうをんいん)の護法殿(ごほうでん)にねられけるいかゞ也
ぬらん其いき尾の外も又/別(べち)の御本尊(こほぞん)有けるとかや
花薗(はなその)のおとゞの御/跡(あと)冷泉(れいせい)東洞院(ひかしのとういん)に御わたり有し
時もほこらをかまへていはゝれたりけり福天神とて
其/社(やしろ)当時もおはしますめり此福天神の不思儀おほ
かる中に寛喜元年の比七条院に式部ノ太夫/国成(くになり)と
いふ者あり越前(えちせん)の目代(もくだい)にて侍しかば其時目代入
道とぞ申ける其子息に左衛門尉なにがしとかや云て
【柱】古今巻六 〇二十三