Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 434

ページ: 434

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てかしらを下になして肩(かた)を板敷につよくなげければ 只今に身もくだけぬとぞ見へける其時/法源房(ほうけんばう)いまだ 俗(ぞく)にて大炊御門東洞院の山かの中納言/局(つほね)の家の北 対(たい)をかりうけてゐられたりけり此病者が家はたゞ東 にてぞ侍けるそなたへゆびをさしてゆかんとするを 父たがもとへゆかんと思ひてゆびをはさすぞ西(にしに)藤馬(とうまの)助 こそおはすれかれへゆかんと思ふかと問ければ病者うな づきけりさらばよび申さんはいかにといへば悦たる気しき にてうなづきけり其時馬助のもとへ行て此やうを いひければあやしき事也とて則あひ共に病者の    【柱】古今巻六        〇二十四