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翻刻
【柱】古今巻六 〇三十三
ぞ出にけるこれほどに道にたれる人々のうちつゞき
管絃の興ありけるいかにめてだかりけんあり
がたきためし也
【275】同五年の宇治の一切経会に雨ふりて四日行はれ
けり大殿(おほとの)尼北政所(あまきたまんところ)内大臣殿御わたり有けり大
殿牙の笛を清延(きよのふ)に吹(ふき)こゝろみさすべきよし仰
られければ内大臣皇宮亮顕親朝臣をして清延
をめしてたびける事はてゝ返上すとて所々こはき
穴候へとも心えてつかうまつり候へは神妙に候也とぞ
申けるつき〴〵しかりけり清延は清正か子笛の