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翻刻
【柱】古今巻六 〇三十九
とて定め申されず左大将《割書:雅定》中の御門(みかと)の大納言《割書:宗輔》
ぞ平調よろしかるべしと申されける侍従中納言《割書:成道》
は盤渉調(ばんしきてう)たるべき由申されけるとかや平調たるべき
よし勅定有けり内大臣左大将笙侍従中納言左衛門
督ふえ季行朝臣ひちりき読(とく)経ありけり大納言
伊通卿朗詠せられけり右衛門かみ《割書:公教》季兼朝臣い
まやうをうたふ次/壱越調(いちこつてう)又盤渉調曲などもあり
けり左大将/多近方(おほひちかかた)に命(めい)じて国風をうたはせられ
けり扨も今度万歳楽三反有けるにその第三反に
雅楽大夫清延なを半帖をもちゐたりける人あや