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て書_レ之/沙門(しやもん)空海と記(しる)せられたり天皇此時御/信仰(しんかう)
有て誠にわれにはまさられたりけりそれにとりい
かにかく当時のいきおひにはふつとかはりたるぞと
たつね仰られけれは其事は国によりて書/替(かへ)て
候也/唐土(とうど)は大国なれは所に相応(さうをう)していきをひかくの
ごとし日本は小国なればそれにしたがひて当時の
やうをつかうまつり候也と申させ給ひければ天皇
大きにはぢさせ給て其後は御手跡あらそひもな
かりけり
【287】大内十二門の額(かく)南/面(をもて)三門が弘法大師西面三門は
【柱】古今巻七 〇二