Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 476

ページ: 476

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   【柱】古今巻七        〇二 大内記(たいないき)小野/美材(よしき)北の三門は但馬(たしまの)守/橘逸勢(たちはないつせい)各々【名々ヵ】 勅を承て垂露(すいろ)の点(てん)をくだしけり東面三門は嵯峨(さがの) 天皇かゝせおはしましけるまことにや道風(とうふう)朝臣大師 のかゝせ給たる額(がく)を見て難(なん)じていひける美福(びふく)門は 田(た)広(ひろ)し朱雀(しゆしやく)門は米雀(べいしやく)門と略頌(りやくじゆ)につくりてあざけ り侍ける程にやがて中風(ちうぶ)して手わなゝきて手跡も 異(こと)やうに成にけりかゝるためしおそれられけるにや 寛弘年に行成(こうせい)卿美福門の額の字を修飾(しゆしよく)すべき よし宣旨(せんじ)を蒙(かうふ)りける時は弘法大師の尊像(そんそう)の御前 に香花の具(ぐ)をさゝげて驚覚(けうかく)して祭文(さいもん)をよまれ